- チェロ: 唐津 健 (からつ けん)
- 桐朋学園高校音楽科を卒業後、英国王立音楽大学を首席で卒業。
最優秀の生徒に与えられるバリーマニロープライズをはじめ、数々の賞を受賞。またミュリエル・テイラー・チェロコンクール第2位入賞。
その後、文化庁芸術家在外研修員として渡米し、ニューイングランド音楽院修士課程を名誉賞付きで修了。帰国後は、カザルス、王子、トッパンなど主要ホールでのリサイタルをはじめ、ソリスト、室内楽奏者として活躍する他、2002年より、公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとして、全国でコンサートを行っている。
また、NHK-FM「名曲リサイタル」、NHK-BSなどにも多数出演。2007年秋には、日本初録音となる「ブリッジ、バーバー:チェロ・ソナタ」をリリースし、「レコード芸術」や「音楽現代」誌などで高く評価された。 2012年より、ACT室内楽セミナーにヴァイオリンの漆原啓子、小林美恵の両氏と共に招かれ、後進の指導にもあたっている。
- ピアノ:鷲宮 美幸(わしみや みゆき)
- 7歳よりピアノ、作曲、バイオリンを始める。その後、桐朋学園附属子供のための音楽教室、桐朋女子高等学校を経て、桐朋学園大学ピアノ科入学。
在学中、フランス音楽界の第一人者H.ピュイグ=ロジェ氏に見い出され、パリに留学。帰国後、桐朋学園大学を卒業。
第56回日本音楽コンクール入選を皮切りに、UFAM国際コンクール・室内楽部門第2位、日本室内楽コンクール第3位、国際ピアノデュオ・コンクール2台4手部門第2位(日本人最高位)など、多くのコンクールに入賞するとともに、トゥール国際アカデミーでは2年連続で最優秀受講生に選ばれた。 音楽の構造を的確に把握した上での繊細かつ大胆な表現は高く評価され、現在各地の音楽祭での公式ピアニスト、オーケストラ公演のソリスト、室内楽奏者、桐朋学園大学嘱託演奏員など、国内外で活躍中。
また多くの国内外の著名なソリストに請われ、ジャン・ワン、マクサンス・ラリュー、レ・ウ"ァン・フランセのジルベール・オダン等と共演し、また世界屈指のチェリスト、ミッシャー・マイスキーと「徹子の部屋」「ニュース23」でも共演し、好評を博す。 - バイオリン:松実 健太(まつみ けんた)
- 桐朋学園大学を経て、英国王立音楽院ヴァイオリン科首席卒業。
1991年Rowsley Woof, 1994年Wilfred Perry王立音楽院ヴァイオリンコンクールで優勝。1992年イタリア・パロマドーロ国際コンクール(ヴァイオリンとピアノ部門)で最高位を受賞。
また同王立音楽院ヴィオラ研究科を修了し、1994年第5回ライオネルターティス国際ヴィオラコンクール第2位と特別賞を受賞。 ヴァイオリンとヴィオラでそれぞれのソロCDをリリース。 現在は日本を拠点にソロ、室内楽でヴァイオリンとヴィオラで活躍。
2001年、英国王立音楽院より「ARAM」(準メンバー)の称号を授与された。 昭和音楽大学、桐朋学園付属音楽教室で後進の指導にもあたっている。 楽器は昭和音楽大学所蔵のヴィオラ「F.ゴッフリラ」を貸与されている。
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