- ソプラノ:金井隆子
- 洗足学園音楽大学声楽科卒業。第21回コンセール・アミ国際オーディション入賞後、ウィーン国立音楽大学歌曲・オラトリオ科に留学。ハンス・ホッタークラスに合格し、ザンクト・ペルテン市にてリサイタルを行ったり、合唱団のソロとして、デンマーク演奏旅行をする。同時にウィーン、コンセルバトリウムオペラ科に入学し、ウィーン郊外の様々な都市にて、「後宮よりの逃走」(コンスタンツェ)、「道化師」(ネッダ)、「トゥーランドット」(トゥーランドット)、「ホフマン物語」(アントニア)を演じる。1984年ウィーン国立音楽大学を首席で卒業後、渡米。ボリス・ゴルドフスキーオペラクラス合格。ボストン市ニューイングランドコンセルバトリーの奨学金を得て、「椿姫」(ヴィオレッタ)、「魔笛」(パミーナ)、「ラ・ボエーム」(ミミ)を演じる。1985年ボストンガードナーミュージアムにてリサイタルを行う。帰国後、洗足学園音楽大学にて後進の指導に当たる傍ら、エリー・アメリング、オリヴェラ・ミリャコヴィチ、ロートラウド・ハンスマンなどの著名な声楽家の公開レッスンを主催したり、ベートーヴェン第九交響曲のソロや、FSS主催の演奏会、様々な企業、ドイツ大使館での演奏会で歌っている。
ウィーン・プラハでも度々演奏会を行い、2011年には、ウィーンコンツェルトハウスにてブラチスラヴァ歌劇場オーケストラと協演。ウィーンではカールス教会、ボストンでは郊外ドルチェスターの教会、日本国内では霊南坂教会、鷺沼教会、青山学院の教会、苫小牧弥生教会等で度々歌っている。現在、洗足学園音楽大学講師。フランツ・シューベルトソサエティ運営委員、横浜音楽文化協会会員。飯田益巳、築地文夫、原田とみ子、江口元子、R.ショルム、K.エクビルッツ、R.ハンスマン、W.クメント、H.ホッター、D.ボールドウィン、エリー・アメリング、大島貞次、片野坂栄子の各氏に師事。シューベルト合唱団主宰。全日本クラシック音楽協会の優秀指導者賞を受賞。
- ピアノ:杉本直登
- 岡山県出身。洗足学園音楽大学音楽学部を首席で卒業。第14回日本演奏家コンクール第1位ならびにグランプリ(河野賞)、ファツィオリ賞、神奈川新聞社賞。第20回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞ならびに神戸市長賞。第14回スガナミピアノコンクール音大生・一般ソロ部門、初見部門、共に金賞(第1位)ならびに全部門グランプリ。第8回ベーテン音楽コンクール第1位ならびに全部門グランプリ。第17回さくらぴあ新人コンクール、さくらぴあ大賞。第16回日本ピアノコンクール招聘賞。第40回ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナリスト。ほか多くのコンクールで入賞、入選する。ホワイトタイ・ウィンドオーケストラ(現洗足ウインド・シンフォニー)、洗足学園音楽大学管弦楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団、東京交響楽団と汐澤安彦氏、ウラ
ディーミル・アシュケナージ氏、山上純司氏、松元宏康氏、岩村力氏の指揮で協演。
ヤマハ横浜店、ヤマハ銀座店、NPO法人バンクオブアーツ岡山、日本芸術センター、株式会社ボスコ主催によりリサイタルを開催し好評を博す。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、一般社団法人日本ピアノ調律師協会主催新人演奏会、毎日新聞社主催東日本大震災復興支援チャリティーコンサート、岡山市民会館ピアノフェスティバル、日本財団ランチタイムコンサート、ピティナ愛媛支部30周年記念コンサート等に招待され出演。2020年まで東京ヴァンテアンクルーズレギュラーピアニストを務める。後進の指導にも尽力しており、東京国際芸術協会より優秀指導者賞を授与される。これまでにピアノを国富三善、槇野美保子、本村久子、播本枝未子、長谷正一の各氏に師事。
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